【ラノベ書き方】プロットの作り方を『作家:乙一さんの穴埋め式』から学んでみて凄かった!

こんにちは!…僕としょうちゃんです。…みなさん! 今日もラノベ読んでますか!? 僕は日々、ラノベ(主になろう系)を読みつつ【ラノベの書き方】を調べ、研究しているのですが……。

今回は、前回の続き⬇【重要タスク】の中から『プロットの作り方』について報告したいと思います。

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僕くん
僕くん

でもプロットって色んなやり方があるんですよね……。

しょうちゃん
しょうちゃん

そうなの? 俺、書いたこと無い……。

色々調べると「作家さんの数だけ、やり方がある!」……みたいな感じで、中には有名作家さんでもしょうちゃんみたいに、プロット書かないタイプもいらっしゃいます。

でも、僕としては今回、しょうちゃんにラノベを書いてもらうにあたって、プロットの技術をぜひ習得して欲しいと、考えている次第であります……はい。

そこで今回、数あるプロットの作り方の中で、これは良いと思った方法を紹介したいと思います。それが……。

作家:乙一さんの穴埋め式プロット作成術

……です。今回もまた内容的には短め(たぶん3分くらいで読めるかと……。)になると思いますが、気になるかたはチェックして下さいね。

作家:乙一さんの穴埋め式プロット作成術


今回紹介するのは有名作家:乙一さんのプロット作成の方法です。

作家の乙一さんといえば、『GOTH リストカット事件』とか有名ですよね。実は、以前にも書きましたが、しょうちゃんミステリーを少し書いていまして、はその時から乙一さんの大ファンです。

ミステリー小説GOTH リストカット事件』は100万部以上を売り上げたベストセラー作品で、いくつかの短編のように章分けされた内容が特徴で、中でも僕はタイトル暗黒系」と「記憶」が大好きです。

ちなみにこの2タイトルは2008年に公開されたミステリー映画『GOTH「ゴス」』の原作ストーリーとなっています。(※映画オリジナルストーリーも入っている)

青春+ミステリー的な内容の映画ですので、興味の有る方は見て下さいね。

少し話がそれましたが、その乙一さんがプロットの書き方を教えてくれる本があるのです。(実は僕、以前から持っていました!)それがこちら⬇です。

 

これも以前、僕がミステリーを勉強していた頃に買った本で、単行本サイズで、色んな有名ミステリー作家さんの書き方が、惜しみなく載っている本です。

もちろんプロットの作り方だけではなく、アイデア出しの方法やセリフの書き方、そしてミステリーでは重要なトリックの作り方まで、書かれたバイブル的本ですね。

僕くん
僕くん

その中で、今回紹介するのが……。

作家:乙一さんの穴埋め式プロット作成術』です。

ただし「穴埋め式プロット作成術」という名前は乙一さんが書いているのではなく、僕が勝手に付けた名前なのであしからず!(笑)

作家:乙一さんの穴埋め式プロット作成術

では早速、乙一さん考案の「穴埋め式プロット作成術」の解説をしますね。

以下の内容については、『ミステリーの書き方』の乙一さんの説明に、僕の要約と解釈が入っていますので、ご了承くださいませ!

■ プロット作成手順

具体的には、まず物語の全体を「起・承・転・結」に相当する4つの章つまりパートに分けます。

「一つめのパート」
「二つめのパート」
「三つめのパート」
「四つめのパート」

4つのABCDパートには3つの境界線が存在することになりますが、この境界線をそれぞれ、abcとし、乙一氏はこれを数学の曲線における変曲点のようなものだと表現されています。

僕くん
僕くん

に書き出すと、こんな感じですかね……。

表:①

1章
「一つめのパート」
「一つめの変曲点」

2章
「二つめのパート」
「二つめの変曲点」

3章
「三つめのパート」
「三つめの変曲点」

4章
「四つめのパート」

abcの変曲点はそれぞれ各パート最後に位置するシーンで、物語を左右するイベントを発生させる場所なのです。

乙一氏はこれを「物語という一本の線を折り曲げるポイント」と呼び、プロットで最も重要な部分と捉えています。

そして氏はこの表を見ながら、ABCDabcに入れるイベントについて考えるのですが、このとき、各章が均等な長さになるよう心がけます。

つまり1章物語全体に対し四分の一になるよう計算しプロットを作るわけですね。完成原稿が400枚なら、1章は100枚という計算になります。

次にこれが⬇僕が、乙一氏のプロット作成手順を読んで要約したものです。

1,物語は、1本の線ログライン)から成り立っていると考える。そして始まり終わり発端と結果)を最初に決める。

2,次に、この始まり終わりを頭に描き、変曲点a・b・c」を決定する。発端a」⇒「b」⇒「c結末、と物語が流れるように「a・b・c」に入るべきイベントを決定していく。

3,最後に「a・b・c」前後の「A・B・C・D」にどんなイベントが入れば自然な印象になるかを考える。

さらにありがたいことに、乙一氏は上記の表①:に各イベントに入れるべき内容までも教えてくれています。穴埋めのようにね……。

僕くん
僕くん

これが「穴埋め式プロット作成術」と名付けた理由です……はい。

プロット
1章(起)
A 「登場人物・舞台・世界観の説明」
a 「問題の発生」
2章(承)
B 「発生した問題への対処」
b 「問題が広がりを見せ、深刻化する。それによって主人公が窮地に陥る」
3章(転)
C 「広がった問題に翻弄される登場人物。登場人物の葛藤、苦しみ」
c 「問題解決に向かって最後の決意をする主人公」
4章(結) D 「問題解決への行動」

ここまでしていただいたら、あとはイベントを入れる(考える)だけでプロット完成ですよ!ちなみに僕は、この表をGoogleスプレッドシート(エクセル)で作成しています。

さらに先程紹介した『ミステリーの書き方』には、『GOTH』の1話「暗黒系」をサンプルに詳細なプロット作成の説明(穴埋め)がなされていますよ。興味の有る方は⬇ぜひ読んでみて下さいね。

まとめ

 

僕くん
僕くん

今回も僕の調べた……。

作家:乙一さんの穴埋め式プロット作成術

……を、僕なりの要約と解釈を交えながら報告させていただきました。

改めて『ミステリーの書き方』読んでみて驚いたのは、乙一氏がきわめて合理的に、あるいは幾何学的にプロットを作っていることでした。天才作家の才能を垣間見た感じですが……。

果たして僕にこれが使いこなせるかどうか……。また『小説家になろう系ラノベにどれだけ落とし込められるか……。(プロットとして)

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僕くん
僕くん

挑戦ですね!

しょうちゃん
しょうちゃん

そうだな!

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。これからもラノベに関したことを書いて行きたいと思いますので、もし良かったら、また遊びに来てくださいね。「僕と、しょうちゃんより

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