こんにちは!…僕としょうちゃんです。…みなさん! 今日もラノベ読んでますか!? 僕も日々、ラノベ(主になろう系)を読みつつ【ラノベの書き方】を調べ研究しているのですが……。
ちょっと前に書いたブログ⬇で「ゲーム感覚の掌編小説」のお話をしたのを覚えていますが?

僕はウォーミングアップを兼ねて、しょうちゃんに掌編小説を書いてもらっていたのですが……。

まだ手書きのメモに書くので、困っています。

手書きメモが面倒くさくなくていいんだよ!
せっかく前回⬇「プロット作成や執筆に使えるツール」『DYNALIST』をお伝えしたのに……。

そこで僕が、無理やりしょうちゃんに頼んでアウトライン・プロセッサ『DYNALIST』で、掌編小説を書いてもらいました。
今回は「小説のクオリティーは別として、こんな感じになるよ!」 と、いうご報告したいと思います。
今回もまた内容的には短め(たぶん3分くらいで読めるかと……。)になると思いますが、気になるかたはチェックして下さいね。
『DYNALIST』で『ゲーム感覚の掌編小説』を書いてみた!
先に書いた2つの記事を読めば分かるのですが、もう一度「ゲーム感覚で掌編小説」を書く方法についてまとめておきたいと思います。
■ 掌編小説6つのルール
……とルールを決めていましたが、僕は、もう少し細かく、インスピレーションが湧きやすいルールに変更して、しょうちゃんに書いてもらう事にしました。

題してしょうちゃんのローカル・ルールです。
■ 掌編小説6「しょうちゃんのローカル・ルール」プラス3
…です。インスピレーションのワードはログラインでもOKです。なお文章校正については、オンライン文章校正支援サービスの使用を許可いたします。

何か、ハードル上がってないか!?(汗)

もちのろんです! しょうちゃんですから……。(笑)
◉『三題噺スイッチ改訂版』お題:霧・宴会・軸(額)
まず三題噺のお題を出してくれるサイト⬇
にて、3つのお題『霧・宴会・軸(額)』をいただきました!
次にアウトライン・プロセッサ『DYNALIST』で、その3つのお題を箇条書きにし、それぞれ得たインスピレーションを一行(ログライン)で書き出しました。

『DYNALIST』画面
こんな風に、箇条書きにしたお題の下に階層を一段下げて(マークダウン)インスピレーションから湧き出たワードやログラインを書き出してみました。各行は色分けもしています。
そして次に、作ったログラインからお題の最後の「軸」にどんな結末(オチ)をつけるか考えてから、物語を思いつくまま書き出してみました。
ここまで作成に要した時間は約30分くらいでした。何かお題やログラインがあると、つらつらと物語が書けてしまいます。と、しょうちゃんが言っておりました。
実は「しょうちゃんのローカル・ルール」で最後に、この掌編小説のタイトルを決めるルールでしたが、書きながらもうタイトルが決まっていたそうです。タイトルは『霧氷花』です。
◉ 掌編小説『霧氷花』
- 霧
- 湖のほとりを歩いている女性
- 車を突然、霧が取り囲みむ
- 一台の車が湖の畔に差し掛かった時、辺りが急に霧で白んだ。運転手の男が湖の方へふと目をやると女性が独り立っていた。真っ白なドレスに、真っ白な縁広の帽子をかぶった女性で、顔はよく見えなかったが、霧に溶け込むように佇んでいた。
- 宴会
- 豪商の家に向かう運転手の男
- 豪商の家に集まった村人が、祭りのあと宴会をしていた……。
- 運転手の男は、本日、村の祭りの後に催される宴会に出るため、豪商の家に向かっていたのだ。男が一瞬、目を離した瞬間に霧の女は消えていた。変なものを見たな……。と、思いながら運転手の男はハンドルを切った。
- 軸(額)
- 高価な掛け軸を自慢する村長(むらおさ)
- 高価な掛け軸の名前が霧氷花(むひょうか)
- 村長である豪商の家には、すでに村人が集まり宴会が催されていた。豪商の家は旧家の造りで豪奢であったが、宴会の部屋へ通された男が、廊下を先に進むと床が軋んだ。宴会場にはすでに、村長の他、十数名の村人が集まり、酒に酔い、にぎやかであった。男は村長が座る場所に呼ばれ、横の席に座った。腰掛けるとすぐに酒が振る舞われた。男がふと村長の後ろに掛かる軸に目をやると、一本の樹の水墨画が描かれていた。真っ白な氷の花を咲かせた樹の絵だ。村長に訊くと、自慢気に「村の女神だ!」と言った。「村のめがみ……?」男は意味が分からなかったが、軸に書かれた文字に気づいた。軸には「霧氷花」と書かれていた。男はなぜが、先程、湖の畔で見た美しい女性のことを思い出していた。
『DYNALIST』のイメージ(マークダウン)でお題を「霧」「宴会」「軸(額)」の3つのパートに分けています。三幕構成の箱書きに近いイメージになりました。

物語の内容については……。少々お恥ずかしいですが、こんな感じに出来ました。

ホントに恥ずかしいわ!

夜の11時ころに始めて12時には完成した感じだったね。でも何で物語が『霧氷花』になったの?

霧の掛け軸つったら「※霧氷花」が出てきたんだよ!…あとは宴会に場面をもっていった感じ……。
(※霧氷花は、冬の吹雪にさらされた樹木に付く氷で、樹木に咲いた花に見える。)

なるほど……。でも、なんだかあっという間に出来てしまいましたね。これも支援ツールのおかげですね。
次に僕がしたことは、文章校正です。これも支援サイトを利用しました。
◉ オンライン文章校正支援サービス『PRUV(プルーブ)』

『DYNALIST』で書いたテキストを文章校正支援サービス『PRUV(プルーブ)』にコピペして、チェック開始のボタンを押しました。※ユーザー登録はしなくてもOKです。
すると、こんな感じで、きちんと校正してくれました。5つのチェク項目にひっかかり、非常用漢字の4つはそのままで、助詞「の」3重複は「本日、村の祭りの後に催される宴会」に修正しました。
有料で文章校正をしてくれるサイトは数多くありますが(※結構お値段が高いです)無料でここまで文章校正してくれる支援サービス『PRUV(プルーブ)』は、すごくありがたいです。
今回のまとめ

今回は、以前にお約束していた……。
……いかがでしたか?

本当にゲーム感覚で書けた!

でしょう! 意外に簡単に書けて面白いですよね!
また自分が思いもしなかった物語が出てきたりしますので、これら執筆支援アプリやサービスを使って、どんどん面白い物語を書いてみて下さいね。
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。これからもラノベに関したことを書いて行きたいと思いますので、もし良かったら、また遊びに来てくださいね。「僕と、しょうちゃんより」