ライトノベルの目標とする師匠を見つけオリジナル表現を学ぶ!|3人のラノベ師匠

こんにちは!…僕としょうちゃんです。今回のテーマは「ラノベの師匠を見つける!」です。でも、ラノベ作家さんのところに押しかけて弟子入りする訳ではありません。

僕の大好きなラノベ作家さんの中から、目指しているライトノベルの内容や書き方を参考にさせていただきたく「勝手に師匠を決めてしまおう!」…という試みです。※ほんとに勝手ですいません。でも本当は、しょうちゃんに……。

師匠の表現方法を学んで、オリジナルの表現を見つけてもらう!

……というのが目的です。前にも書きましたが、僕は少しだけイラストを描いていましたが、その時に学んだことは、「オリジナリティーは無からは生まれない!」…ということでした。

好きなイラストを何度も何度も模写して、その中からオリジナルが生まれるそうです……。

絵とは違うので、ラノベの世界で模写をなんて言うか知りませんが、ラノベ作品から、文体表現方法を学んで、大好きなラノベ作家さんに、一歩でも近づいてもらいたいと考えている次第であります。

と、今回はこんな内容ですが、もし良かったら、また少々お付き合いくださいませ。

まず、目標とするラノベ師匠を見つけよう!

「涼宮ハルヒの憂鬱」「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」

勝手に「ラノベ師匠を見つけよう!」…というお題ですが、このキャッチ画像でバレていますよね(笑)……まず学ぶべきラノベ師匠は、言わずと知れた「涼宮ハルヒの憂鬱」でお馴染みの「谷川 ながる」さんと「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の「渡 わたる」さんのお二方です。

涼宮ハルヒの憂鬱」の「谷川 ながる」さん

なぜこの御仁を師匠とさせていただいたのか?……それは初めてラノベを読んで衝撃を受けたのが「涼宮ハルヒの憂鬱」だったからです。「いや単純だろ!」…という声が聞こえてきましたので(笑)もう少し詳しく説明しますと……。

一番衝撃を受けたのが文体です。一筆書きのような長文で100文字を超える文章の中に「起・承・転・結」があって読みやすい文体で、主人公の行動が手に取るようにわかることです。

そして一人称(主人公の視点)で全編書き上げているところ。実は、しょうちゃんは一人称視点が、あまり得意ではありません。一人称で書くと、作者は主人公になって書く訳で、感情移入しやすい反面、客観性にかけ、特に主人公の居ない場面とか難しくて、ミステリーを書いていたしょうちゃんは苦手としていました。

しかし「涼宮ハルヒの憂鬱」は、客観的な「キョン」を語り手として、主人公の「涼宮ハルヒ」の物語を語るというスタイルで書かれています。これを三人称的一人称と言うらしいですが、これだと読者は物語に引き込まれ(感情移入し)やすく、それでいて主人公の神秘性も表現できるという訳ですね。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の「渡 わたる」さん

僕と、しょうちゃんが目指しているライトノベルのジャンルは、おそらくSFファンタジー系になると思いますが、恋愛・ラブコメのジャンルでも、学ぶべきことがあります。それが登場人物の感情表現距離感です。

そう言った意味で、好きなジャンルだけではなく、色々と探していたなかで、気になった作品が、この「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」でした。

特に主人公の「比企谷八幡ひきがやはちまん」の感情表現状況分析などの語り口が素晴らしくて、物語に引き込まれてしまいます。また読者に愛されるキャラクター作り、そして主人公の成長と、他のキャラクターとの関係性の変化など、学ぶべき点の多い作品だと思います。

特に「比企谷八幡ひきがやはちまん」の世の中を少し斜めから見ている視点(ひねくれている部分)と、その表現方法(語り)は秀逸ですね。「八幡と人との距離感」も学ぶべきところが多いと感じました。

「Re:ゼロから始める異世界生活」の「長月達平たっぺい」さん

「Re:ゼロから始める異世界生活」

ある意味、この作品は僕にとって、すべてが入った見本とすべき”てんこ盛り作品”です。まずジャンルはファンタジーの王道「異世界もの」ですが、日常と非日常(異世界)との対比設定がとても勉強になります。

ライトノベル特有のことではありませんが、読者のほとんどは、非日常を体験したいと思っています。読者が主人公となって共感を引き出すこと。この部分を上手く表現している「※リゼロ」は、ひきこもり高校生の「菜月なつき すばる」が素晴らしいです。※「Re:ゼロから始める異世界生活の略称」

主人公の彼は、ほぼ無力(死に戻り以外の特殊能力なし)という、日常の感覚で、異世界をどう生き抜いて行くかという読者の共感を上手く引き出していますよね。

またスバル(主人公)の口調にもこの対比設定が色濃く表現されていて、日常の描写に力を入れて非日常を強く際立たせています。

スバル以外にも魅力的なキャラクターがたくさん出てくるなど、この他にも、学ぶべき点は多い作品ですが、さらなる魅力は、物語全編にわたって出てくる「死に戻り」設定です。

ラノベ以外でも、タイムループを扱った作品はありますが、この「死に戻り」が物語の謎として機能しているだけでなく、色んなパターンの物語をサイドストーリー的に語ることができるところも魅力となっていますね。

今回のまとめ

今回は「ライトノベルの目標とする師匠を見つけオリジナル表現を学ぶ!」という事で、勝手に3人のラノベ師匠を決めさせていただきました。そして僕は……。

  • 文章技術は「涼宮ハルヒの憂鬱」の「谷川 ながる」さん
  • 感情表現は「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の「渡 わたる」さん
  • 物語設定は「Re:ゼロから始める異世界生活」の「長月達平たっぺい」さん

…から、しょうちゃんに学びんでもらいたいと考えております。でも、3人の師匠って、ちょっと欲張りかな?(笑)強欲ですね……「強欲の魔女・エキドナ」ですね!

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。こんな感じで、これからもラノベに関したことを書いて行きたいと思いますので、もし良かったら、また遊びに来てくださいね。「僕と、しょうちゃんより」

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