【ラノベ書き方】小説のアイデア出しは『モチーフ』から? それとも『テーマ』から?……というお話。

こんにちは!僕としょうちゃんです。 みなさん! 今日もラノベ読んでますか!?

僕もラノベ(主になろう系)を読みつつ【ラノベの書き方】を調べ、日々研究しておりまして、しょうちゃんも随時ラノベの執筆をしております。

最近、企画担当の僕は、小説のアイデア出しに苦労していまして、Amazonで見つけた『アイデア大全』を読んで、その中からラノベ企画に使えそうなアイデア発想法3つほど試してみたのですが(※後で紹介しますね)
僕くん
僕くん

はっきり言って、な~んも出てきませんでした(涙目)

しょうちゃん
しょうちゃん

あっ、それ俺も読んだわ! なかなか為になる本で、発想法が42個も書かれていたけど、でも俺から言わせてもらうと小説を書くには『モチーフ』と『テーマ』が重要だからな。

僕くん
僕くん

モチーフ』?『テーマ』? 僕、その違いがはっきり分からないので、ダメだったのかな~っ!

という訳で、今回は、小説のアイデア出しに大切な『モチーフ』と『テーマ』の扱いの違いについて調べてみましたので、興味のある方は御覧くださいね(そんなの知ってるよという方が多いと思いますが……。)

小説のアイデア出しは『モチーフ』から? それとも『テーマ』から?

PexelsによるPixabayからの画像

僕くん
僕くん

それでは早速、話をすすめる前に、僕が読んだアイデア発想法に役立つ本の紹介をしますね。

創造力とブレイクスルーを生み出す42のツール『アイデア大全』

先程「な~んも出てきませんでした!」と申しましたが、これは僕の小説のアイデア出しポイントが分かっていなかったためで、42のツールは発想法としては役に立つと思います。

僕くん
僕くん

中でも僕の試した3つのアイデア発想法は以下の方法です。

  • トム・ケリーの『バグリスト』日頃の不満、不愉快なことを書き出し、その中で改善できるものはないか探してみる発想法。
  • オズボーンの『チェックリスト』物や事柄を9つの観点からみていくことで、アイデアを膨らませる発想法。
  • ランダム刺激』無作為に開いた図鑑のページ、空を見上げた雲の形といったランダムな事物を幾つか、ぶつけてみるという思考法
しょうちゃん
しょうちゃん

まぁ、お前の努力は買うけど、いきなり発想法を試しても、小説のアイデアは出てこないと思う。それより素晴らしい作品に出会う努力をすることのほうが先だな。

僕くん
僕くん

そうらしいですね。それで「小説家のための発想法」というワードで、色々と調べてみたんですが……。

小説のアイデア出しは『モチーフ』から? それとも『テーマ』から? という難題にぶつかった訳です。
僕くん
僕くん

とそれ以前に、僕はこの小説の『モチーフ』と『テーマ』の違いについて、はっきりと認識できていなかったので、調べてみることにしました。

小説の『モチーフ』と『テーマ』の違いについて

 

ラノベや小説において『モチーフ(フランス語:motif)』とは、文学・美術などでは、創作の動機となった主要な思想や題材のこと(※ 音楽では、楽曲を構成する最小単位の音型のこと)『Weblio辞書より引用』

この説明ではまだ少し分かりにくいですが、例えば、僕が「こんなラノベを書いてみたい!」と思ったラノベ作品は『転生したらスライムだった件』ですが、この場合の『モチーフ』は……。

異世界」「転生」「スライム」ということになります。つまり僕の感性を刺激してラノベ創作の『動機』になった「思想 ⇒ 異世界・転生」や「題材 ⇒ スライム」のことですね。

もっと細かく言うと「異世界ファンタジー」や主人公のスライム「リムル・テンペスト」も『モチーフ』ということになります。

でもこれらの『モチーフ』は読者(小説を書こうとしている)や影響を受けた人によって変わる(違う)と思います。
僕くん
僕くん

ではこれに対して『テーマ』とは何か? また調べてみました。

『テーマ(ドイツ語:Thema)』とは、行動や創作などの基調となる考え。主題。また、論文の題目、楽曲の主旋律など。(※例:共同研究のテーマを決める)Weblio辞書より引用』

これ調べて見ると色んな意味合いで用いられる言葉で、日本語でいうと『主題』になりますが、小説を書く場合の『テーマ』は、物語を書き始める『着想』になると思います。

あれ? だったら先の『モチーフ』に似ていると思ったあなた……鋭いですね。でもご心配なく、このあたりの違いもちゃんと調べてありますから。

もう、お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、『モチーフ』は『動機』で『テーマ』は『着想』という違いがあります。

僕くん
僕くん

じゃぁ、その『動機』と『着想』の違いは? といえば……。

  • 動機』は受け身で「心が震えたもの」のように自分ではコントロールできないものだと思います。
  • これに対して『着想』は能動的で、自分で考え出した伝えたいものになると思います。
僕くん
僕くん

そして一般的・・・には『動機』があって『着想』が生まれる訳ですから……。

今回のブログテーマである「小説のアイデア出しは『モチーフ』から? それとも『テーマ』から?」の答えは『モチーフ|動機』が先ということになるのですが……。

こんな小説を書きたい!」と思った作品(ラノベや映画・音楽など)との出会いが、だいぶ前だったり、複数のコンテンツ(作品)が重なって『動機』になっていて、書きたい『モチーフ』が、たくさんあって、ぼやけつつラノベ(小説)を書くこともあると思います。

これに対して『テーマ』は、読者に伝えたいことなので、一つの小説に一つの『テーマ』が※望ましいと思います。(※サブ・テーマ(サブ・ストーリー)がある場合もある)

ただ、僕もそうですが『小説家になろう』の作品を読んでいても『テーマ』がブレブレで、「あれ? 結局このラノベ、何が伝えたいの?」という作品も多いように思いますね。

今回のまとめ

 

これらの調べたことを踏まえて、もう一度、先に紹介した『アイデア大全』に書かれている発想法を試してみたら……。

僕くん
僕くん

へっへっへ、結構いい企画が思い浮かんで来やしたぜ!

しょうちゃん
しょうちゃん

それ、どんな精神状態なんだ!? お前の今回の調べもの、結構いい線いってたけど、小説を書く側からすると、注意すべき点が幾つかあるんだ! それはな……。

  • ラノベ(小説)に『テーマ』は必要だが、本当に興味のある『テーマ』じゃないと途中でモチベーションが下がってしまう
  • また『テーマをガチガチに固めすぎてしまう(意識しすぎると)と、自由な発想にブレーキが掛かり、筆が進まなくなってしまう。……場合があるかな!
僕くん
僕くん

それ、ダメじゃないですか! どうすれば良いんですか?

しょうちゃん
しょうちゃん

まぁ、この問題は、すべての物書き(小説家)が考えるべき難題でもあるから、これが正解って言えるものはないけど、俺の場合は……。

物語全体の『大きいテーマ』は決めてから書くけど、具体的な『細かいテーマ』は決めずに書くかな。ただしこれは『長編』と『短編』で変わってくるし『コンセプト』の話だと思う。

僕くん
僕くん

ふぅーむ。『コンセプト』ですか……。このあたり今後の研究テーマですね。

今回は長くなってしまうので、また調査が出来ましたら、ご報告させていただきますね。

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。これからもラノベに関したことを書いて行きたいと思いますので、もし良かったら、また遊びに来てくださいね。「僕と、しょうちゃんより」

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