こんにちは!…僕と、しょうちゃんです。今回もWEB小説投稿サイト『小説家になろう』で人気の作品の【ラノベ分析】に挑戦の第三弾【パートⅢ】です!
前二回好評につき⬇ 世に出る(出版とか)前の作品で「何でなろうで人気なのか?」その秘密に迫る企画継続です!




今回も、作品については『小説家になろう』月間ランキング総合で上位(1位~5位くらい)の、まだ世に知られていない(未出版)作品を選ばせていただきました。(2021年2月現在)
■【ラノベ分析】作品の発表
今回、選ばせて頂いたライトノベル作品は……。
今回の作品も、なろう系ラノベでお決まりの、なが~いタイトルですね!……というか過去最長じゃね! これもラノベ・テンプレの一つですが、ほとんどログラインですね(笑)
新しいラノベ作品を探している方や、ラノベ分析に興味のある人はぜひ見ていって下さいね。
【ラノベ分析】『小説家になろう』で人気の作品【感想レビュー】
【ラノベ分析】の前に、今回もまたラノベの内容に合うイラストを無料画像サイト「Pixabay」さんから見つけて来ました。
今回はドラゴンと竜騎士(ドラゴンナイト)のお話ですので、このイラストを選んでみました。僕はドラゴン好きなので時間があれば、描きたかったです!(……やめとけ!)←しょうちゃんつっこみ。
【ラノベ分析】の目的は、今流行のテンプレ理解が深まれば……と考えております。あっ、ラノベ・テンプレの詳しい情報は以前に書いた⬇こちらをご読んで下さいね!

それでは早速【ラノベ分析】に行きたいと思います。
【おすすめラノベ】虐げられ続けた無能力者だけど、俺だけドラゴンの言葉がわかるので、SSS級スキルもチートアイテムも選びたい放題。お金も名誉も手に入って幸せになるから、俺を虐げた奴らはどこかで野垂れ死んでてくれ
このラノベは作者:三木なずなさんによってWEB小説投稿サイト『小説家になろう』で投稿されている作品です。
ちなみに(2021年2月11日現在)『小説家になろう』月間ランキング総合で常に上位(5位以内)の作品ですね。
なろうのジャンルは『ハイファンタジー』になります。
■タイトル【ラノベ分析】
冒頭にもいいましたが、『小説家になろう』では「※ログライン」がそのままタイトルになった作品が多いですね。
このままアニメのタイトルになって海外輸出した作品を見て、外国の方がビックリしているようですよ!(※この作品が、このままアニメ化タイトルになるかは分かりません!)
でも、この作品も『どんなラノベなのか?』『物語がどこに向かうのか?』一目瞭然ですね。
今回もラノベ・テンプレ満載ですが、特に主人公の『ドラゴンの言葉』がわかる能力がポイントの作品みたいですね!
■あらすじ【ラノベ分析】
シリルは竜騎士ギルドを追放された。
理由はドラゴンと心とのふれあいを望んでいたけど、ギルドや世間はドラゴンを道具としてみているから、シリルは変人扱いされた。
追放されても考えを変えなかった。
ドラゴンを道具として使いつぶすことは短期的には効率的だが、長期的には心のふれあいをするシリルのほうが全てにおいて上だった。
それに気づいたとき、追放したキルドは頭を下げてきたが既に遅い。
シリルは、家族同然に慕ってくるドラゴン達と一緒に、頂点まで成り上がっていた。『~小説家になろう~より』
■メインキャラ分析(主人公):シリル(竜騎士)ドラゴンナイト
この国で『ドラゴン』は百年ほど前、人間の手によって繁殖に成功し、軍事以外に生活の様々なシーンに使われ、日常で欠かせない大切な存在となっていた。
国一番の竜騎士ギルドをクビになったシリルは野良の竜騎士になったが、むしろ清々していた。それはドラゴンに対する扱いがまったく違っていたからだ。
『ギルド』は『ドラゴン』を道具として扱い、シリルはそれが我慢ならなかった。それはシリルが『ドラゴン』の『言葉がわかり』心を通わせていたからに他ならない。
当然のごとく『言葉がわかる』シリルは『ギルド』で、いや国一番の竜騎士であった。ちなみに竜騎士とは別名ドラゴンナイトとも呼ばれ、『ドラゴン』を使役し操ることのできる人間のことだ。
まず『ギルドを追放』されたシリルは、野良の竜騎士として仕事を探すことになり、役所の掲示板に張り出された難しい依頼をこなし、依頼者(貴族)から信頼を得て行くことになる。
仕事をきっかけに、さらに依頼者(貴族)から仕事をもらいシリルは街で評判となり、個人でドラゴンを(※2人)持ち小さなギルドを立ち上げることになった。※シリルはドラゴンを「人」で数える。
■サブ・キャラ分析:ドラゴンたち
主人公シリルが『ドラゴン』と会話ができるので、『ドラゴン』たちが『擬人化キャラ』として登場しています。特にシリルのギルドに所属する『ドラゴン』たちはみな個性があってキャラが立っています。
◉『ドラゴン・ファースト』所属ドラゴン(所属順)
- 『小型竜バラウール種ドラゴン』名前:ルイーズ(女の子)性格(ツンデレ系)特技:運搬・搭乗(毎日12時間の睡眠が必要)寝わら好き
- 『小型竜ムシュフシュ種ドラゴン』名前:コレット(女の子)性格(姉さん系)特技:採掘・貯蔵(四つの胃袋を持つ:うち3つは貯蔵室)しっかり者
◉『小型竜バラウール種ドラゴン』:ルイーズ
『竜市場』にやってきたシリルは、まだ懐が寂しいので『小型竜』を買うことにして、一軒の店先で相場の三分の一で売られている『ドラゴン』を見つける。
だが店主いわく「やる気のない子」「気分屋」で「仕事にムラのある子」でオススメできないとのことで……バラウール種の子だった。
『ドラゴン』に話しかけるシリル。面倒くさそうにしていた『ドラゴン』だが、会話ができると知り驚く。会話でシリルは、この子の「やる気がない」理由を聞く。
それは「一日に十二時間は寝たい」「寝ないと力がでない」とのことだった。12時間は1日の半分だったが、シリルはその条件を受け入れ「この子」を買うことにした。
シリルは街外れの自宅に『ドラゴン』を連れ帰る途中、名前が無いと知りルイーズと付けてやる。他の竜騎士と違うシリルにルイーズは、次第に打ち解け、「へんな人間」といい「ゴシュジンサマ」と呼ぶようになる。
こうしてシリルは、初めて『ドラゴン持ち』となった。この後、ルイーズは姫様の救出で活躍することになるのです。
◉『小型竜ムシュフシュ種ドラゴン』:コレット
姫様の救出後、多少、お金の入ったシリルは、もう一人の『ドラゴン』を買うため『竜市場』にやって来た。
『ドラゴン持ち』になったとは言え、一日12時間しか働かないルイーズでは、大して収入が見込めないからだ。
だが『竜市場』の店にはルイーズのような安い「掘り出し物」はなく、手持ちの金では買える『ドラゴン』は居なかった。
諦めて帰ろうとしたシリルだったが、偶然、姫様からもらった手ぬぐい(紋章つき)を落とし、店主から、分割払いでもOKだと言われる。結果、遅れてきた王女を助けた報酬となった。
シリルはムシュフシュ種の『ドラゴン』を選んだ。理由は、四つの胃袋を持ち(うち三つ)貯蔵庫として使えるためだ。
今度も二人っきりで会話を始めたシリルは「君を買ってもいいかな?」と聞いた。人間と話せると知らない『ドラゴン』は最初シリルを無視していたが、言葉が通じると分かり驚きながら……。
「はぁ?買えばいいじゃん」「でも一つだけ条件がある」「あたしに名前をつけないで」と答えた。理由は、もうコレットという名前があったからだ。納得したシリルはコレットを連れて帰ることにする。
だが、すぐには家に戻らず、鉱山に連れて来て、鉱石の採掘を教え、胃袋に貯蔵させ、街の買い取り屋に持ち込み代金をもらって来る仕事を、コレットに頼み込んだ。
そしてシリルは、コレットをつかって、安定した収入を作りあげたのだった。
ラノベのテンプレで、「物語の序盤はあまりキャラが多くない方(3人程度)が良い」と言われていて……。
この作品も『ドラゴン・ファースト』3人のキャラや、彼らのやり取り(会話)が見どころの作品ですね。
当然、この後、追放になった大手ギルドの一員からの嫌がらせなど、枷(障害)テンプレもありますが、前ギルドマスターが、意外と話のわかる人で、ストレスなく読み進められました。
さらに話が進むと『戦闘系ドラゴン:男の子』も登場するので、気になった方は『小説家になろう』⬇で読んでみて下さいね。
今回のまとめ
今回も、『小説家になろう』月間ランキング総合で上位の【なろうラノベ】『虐げられ続けた無能力者だけど、俺だけドラゴンの言葉がわかるので、SSS級スキルもチートアイテムも選びたい放題。お金も名誉も手に入って幸せになるから、俺を虐げた奴らはどこかで野垂れ死んでてくれ』の【ラノベ分析】を書いてみました。
今回の作品以外にも面白いラノベがたくさんありますので、『小説家になろう』⬇をチェックしてみて下さいね。
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。これからもラノベに関したことを書いて行きたいと思いますので、もし良かったら、また遊びに来てくださいね。「僕と、しょうちゃんより」